箱根町仙石原 公時神社 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1181

鎮座地 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1181

箱根仙石原 ( きん )( とき ) 神社 | 湯立獅子舞について


箱根仙石原に伝わる獅子舞は、安永5年(西暦1776年)甲斐国郡内下吉田村(現在の富士吉田市)萱沼儀兵衛により舞を伝えられ、獅子が湯立をするという全国的に稀少価値がみとめられ、国選択無形文化価財及び神奈川県無形文化財神事芸能として指定された由緒ある獅子舞であります。

湯立獅子舞は、素朴な願いを込めて長い間受け継がれてた里人の伝統的な心情が秘められ、天下泰平・家内安全・五穀豊穣を祈って今も代々受け継がれている。

湯立獅子舞は、毎年3月27日諏訪神社並に5月5日(子供の日)金時神社境内で行なわれる。

湯立獅子舞

湯立獅子舞は7つの舞で構成されている。宮舞平舞剣の舞行の舞宮めぐりの舞釜めくりの舞四方固めの舞の7舞で、所要時間は約2時間にわたる。
昔は仙石原に生れ生活する青年は、一定年必ず青年団に強制的に入団させられ神楽(獅子)・笛・太鼓のいずれか一役を必ずやらなければならない掟があった。
この内、宮舞と湯立を行う者は長男に限られ継承され、祭の21日前(現在7日前)神社に集り精進生活に入る。
同衾の禁止、私生活を特に正す。精進潔斉を怠ると湯がさめないと云われ家族は勿論親戚一同も心配をし、無事にこの大役を果すよう祈念したのである。
各舞の説明は長くなるのでその一部を写真で見ていただき、7つの舞の内主たる「釜めぐりの舞」について若干説明いたします。
湯立は荒行であるため、宮めくりの舞に入る前、神楽保存会員全員が禊(みそぎ)の行に入る。裸になり神池で水垢離をとり清身潔斎をし宮めぐりの舞を行う。宮めぐりの舞が終ると湯立を行う者と交代して獅子頭をかぶる。
拝殿を背にしてしゃがむ両側に〔七五三〕の脇役一人づつ、一番左側に塩振りが付いて獅子と同じ姿勢をとり、三人は剣を鞘ごと抜いて左手に持ち鈴を右手に持って拝む姿勢をとり、四人は言い伝えられた秘伝の湯ざましの呪文を一心に唱える。
しばらくして獅子等は剣を抜いて左手に持ち鈴を右手に持ち塩振りの先導で〔七五三〕の節度で剣を合わせながら階段を降り、湯釜の正面にて停止する。
これから「湯立の行」に入るのであるが釜の周囲を廻って辻にしたがい「七五三」の節度を付けて燃えさかる火の中に力強く踏み込む。
見ている者は肝を冷やし固唾をのむ。しかし精神を統一し邪心を払った舞方にはこのような状態にも一向感じない。
ただ一心不乱呪文を唱えて舞い続け、獅子は剣を納めていよいよ最後の神寺である「湯ざましの法」にかかる。 獅子は湯棚の前に進み、2本束ねられた幣束を取り湯釜の正面に戻り幣束を拝むようにいただき湯ざましの呪文を3回唱え、幣束を高く挙げて〔風〕の字を大きく空間に書く事を3回繰り返し行い、釜の中を幣束でゆっくり3回かき廻し、この同じ動作を3回繰り返し行なう。
熱湯は神楽の法力により完全にさめる。獅子は幣束を湯棚に納め笹束に切り変え同じ様に釜の中に突込み大きく3回かき廻す。
この時かき廻す湯はこぼれて舞方の素足にふりかかるが熱さは全く感じない。
塩振りの先導で小飛びに湯棚、拝殿に3回、山の神社に1回献上する。
次に神楽の噺方や集まった氏子の人々に振りかけ厄を払う。
この湯をかけると1年間無病息災の霊験新たかであると云われている。

以上簡単に申しのべましたが、我々神楽保存会員一同は、この貴重な湯立獅子舞を護り永久に子孫に伝えたいと念願しております。

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公時神社について

金太郎イラスト 金時山山麓に立つ神社で、金太郎のモデルになった平安時代後期の武士、源頼光[みなもとのよりみつ]に仕え四天王の1人に数えられた坂田公時(さかたのきんとき)が 祭神として祀られています。毎年子供の日には「公時祭まつり」が行われ、国選択無形民俗文化財に指定されている“湯立獅子舞”が披露されます。


社務所

参拝者様、専用駐車場がございます。

湯立獅子舞について

湯立獅子舞は7つの舞で構成されています。宮舞・平舞・剣の舞・行の舞・宮めぐりの舞・釜めくりの舞・四方固めの舞の7舞で、所要時間は約2時間にわたります。

箱根仙石原 公時神社

〒250-0631
神奈川県足柄下郡 箱根町仙石原1181

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公時神社・諏訪神社 社務所
電話・FAX 0460-83-8232