箱根町仙石原 公時神社 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1181

鎮座地 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1181

箱根仙石原 ( きん )( とき ) 神社 | 諏訪神社


仙石原・諏訪神社

・鎮座地 足柄下郡箱根町仙石原88番地

・祭礼日 例祭・・3月27日

・御祭神 建御名方命

諏訪神社■神社と祭りについて

仙石原の諏訪神社は、「諏訪神社 村の鎮守、例祭3月17日を祭日とす。」とあり、現在も仙石原の鎮守です。 現在の例祭は、3月27日に固定され、湯立獅子舞(仙石原では湯立神楽ともいう)が奉納されます。
獅子の放つ湯花を浴びると、その年は無病息災でいられるといいます。
かっては御殿場から芝居がきたといわれていますが、現在の祭りは、湯立神楽を中心とした構成になっています。

金太郎伝説で有名な公時山の麓に鎮座する当神社は、地元では「お諏訪さん」と呼ばれ、仙石原地区の氏神として古くより親しまれています。

祭神の建御名方命は、「古事記」にも登場する風雨・水を司る国土開拓の神であり、諏訪大社(長野県)の主祭神として広く尊崇されています。特に戦国武将・武田信玄の厚い信仰に知られるように、武の神としてもたいへん崇められ、今では全国に一万有余の分社が存在しています。
当神社は、この祭神の御分霊を勧請した神社とされ、その創立は定かではありませんが「相州西部西筋仙石原村かがみ」の記載によれば、すでに江戸時代の寛文12年(1672年)には、当地での鎮座が認められ、明治6年には、村社と定められました。

諏訪神社■神社と祭りについて

当神社は、●●宮司のもと総代5名と各地区より選出された世話人23名からなる仙石原諏訪神社氏子会によって管理運営されており、四季折々の祭りが執り行われております。
有名な神事」湯立獅子舞」は、毎年3月27日の例祭に行われていますが、この神事舞は、古く安永5年(1776年)、萱沼儀兵衛の伝授に始まると云われ、その作法は、「神楽字引」と題する写本した神聖な湯を振り掛けることにより魔除けの清祓を行います。

この「湯立獅子舞」は、約2時間におよぶ勇壮な舞で、宮舞平舞剣の舞行の舞宮めぐりの舞釜めぐりの舞四方固めの舞、と呼ばれる七舞から構成されています。

現在、この「仙石原湯立獅子舞」は、隣村の「宮城野湯立獅子舞」と共に国選択・神奈川県指定の無形文化財とされ、仙石原神楽保存会の人たちの伝統を守る熱意と厳しい精進潔斎によって昔ながらに郷土の民族遺産として継承されています。

祭事暦

3月27日
諏訪神社例祭
山神神社例祭(湯立獅子舞)
5月5日
金時神社例祭(湯立獅子舞)
7月第三日曜
天王祭 (湯立獅子舞)(神輿渡御)
10月25日
御神火巡業祭
11月24日
新嘗祭
12月25日
大祓祭
12月31日~1月1日
初詣祭

参考文献

「箱根神社-信仰の歴史と文化」箱根神社社務所

「箱根仙石原湯立獅子舞」勝俣初男氏 著

「箱根湯立獅子舞四十年の歩み」 箱根湯立獅子舞保存会

フォトギャラリー


富士山と芦ノ湖諏訪神社 鳥居
箱根 仙石原高原諏訪神社
箱根 大涌谷 石碑

公時神社について

金太郎イラスト 金時山山麓に立つ神社で、金太郎のモデルになった平安時代後期の武士、源頼光[みなもとのよりみつ]に仕え四天王の1人に数えられた坂田公時(さかたのきんとき)が 祭神として祀られています。毎年子供の日には「公時祭まつり」が行われ、国選択無形民俗文化財に指定されている“湯立獅子舞”が披露されます。


社務所

参拝者様、専用駐車場がございます。

湯立獅子舞について

湯立獅子舞は7つの舞で構成されています。宮舞・平舞・剣の舞・行の舞・宮めぐりの舞・釜めくりの舞・四方固めの舞の7舞で、所要時間は約2時間にわたります。

・箱根仙石原 公時神社

〒250-0631
神奈川県足柄下郡 箱根町仙石原1181

・お問合せ

公時神社・諏訪神社 社務所
電話・FAX 0460-83-8232